製品の安全性、信頼性を高めるために製品の設計・開発段階から品質保証を最優先課題とした製品設計を行っております。また、お客様のニーズへの対応に止まらず、社会的ニーズさらにはサプライヤーの立場としてお客様の品質面での重要課題にも積極的に取り組み、品質並びに性能の向上を図ってまいりました。こう云った努力と実績が認められて、当社の製品の中には高い国内シェアのゴムコードもありますが、これらは全て研究部門が単独で開発したものではなく、お客様との情報交換と、ユーザーとサプライヤーという立場を超えて両者が一体となって課題に取り組んで来た成果が表れたものです。
品質保証


品質保証
設計・開発段階での品質保証
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製品設計 -
高い国内シェアのゴムコード
なお、当社の設計・開発の基本的な考え方は次の通りです。
- 公的規格並びにお客様の要求スペックを充分に満足させること
- 新しい機能、性能を付加し、製品に優位性を持たせ、差別化を図ること
- 社会のニーズにいち早く対応し、社会に貢献すること
生産工程での品質保証
「品質は生産工程で作り込む」という考えのもと、当社では生産ラインで不良品や不具合品を作らない生産システムを、長年にわたって研究してまいりました。
具体的には
- 無人化、自動化ラインにより、人為的ミスを極限まで排除する
- 無調芯、自動設定機器を導入し、人のスキルのバラツキによる不具合を無くす。
- 自動検出器、自動排出機を導入し、不具合品が発生した場合は直ちにこれを検出し、
さらにはこれを自動的にラインから排除する。
と云ったものです。
現在では主力のVVFラインと奈良工場のラインはほぼ無人化に近い自動化ラインとなっており、その他のライン及び生産設備についても半自動化となっています。
また、全ての生産設備に自動検出器が設置されていて、これが生産工程での不良の発生及び市場でのクレーム発生の防止に役立っています。


試験・研究&検査工程での品質保証
試験・研究業務は製品の品質改善あるいは性能向上を図ることが目的で、そのために常に最新の試験・研究設備を維持・導入しております。 試験のデータはすぐに設計・開発部署にフィードバックされ、次回の設計あるいは生産の貴重な情報となります。
また、検査は半製品及び完成品の品質並びに性能を確認することで、その情報は直ちに生産ラインと設計・開発部署にフィードバックされ、これも改善もしくは問題解決の重要な情報となります。
いずれの場合も正確かつ迅速な情報の連絡が不可欠で、これを円滑に進めることが品質の安定に大きく寄与します。
当社は1993年に研究所を設立し、設計・開発部署と試験・研究部署と検査部署を一カ所にまとめ、情報の共有化とスピードアップを図ると共に、各種試験・研究設備と検査設備をさらに充実させ、品質の安定に取り組んでおります。





試験・研究&検査工程での品質保証
流通・サービス面における当社の特長は、何と言っても製品の在庫量の多さと、その商品を確実にお客様の元へお届けする配送システム、さらにはこれらの情報に関するキメ細かなサービスです。
お客様からの「今すぐ欲しい」という声に対して、在庫の有無を即座に回答できる[在庫管理システム]、その日の内に出荷できる[配送システム]、お客様の手元に間違いなく届くように、出荷した製品を追跡する[商品追跡システム]等の態勢を整え、お客様に満足して頂けるようにサービス向上に取り組んでおります。
品質保証の面では、単価、在庫の有無、各種コードの入力ミス等防止のためのコンピュータによる自動チェック、先入れ先出しシステムによる製品の品質維持、出荷情報のFAX配信による誤配送の防止等を図っております。
「より早く、より確実に、より満足を」を流通・サービス業務の基本として、これからもさらに改善の努力を積み重ねていきます。

こんなところで使われてます。
各地に展開するビックプロジェクト。「夢をかたちに」結び付く、その時を心待ちにしながら、
これまでもこれからも、私たちが生み出す電線が、機能の中枢で活躍します。